「いざ勝負!ロボット技術を競え!」
 高校生が自作したロボットの動きは見所満載で、子供から大人まで目を引くこと間違いなしです!

アイディアロボット:沖縄工業
【ロボット部門】アイディアロボット:南部工業高校
【ロボット部門】アイディアロボット:八重山商工高校
【ロボット部門】アイディアロボット:美来工科高校
【ロボット部門】相撲ロボット:ラジコン型
〇相撲ロボット競技概要〇

相撲ロボット競技とは、直径1.54mの土俵上に、2台のロボットを置き、どちらかのロボットを土俵外に押し出すことで勝敗を決める。ロボットのサイズは幅20cm×奥行き20cm以内で高さは自由、重量は3000g以内となっている。
 相撲ロボット協議は、コンピュータープログラムで戦う「自立型」とプロポを操作して戦う「ラジコン型」の2つの部門に分かれている。
 どちらの部門のロボット共、押し出されないように、金属製の土俵に吸い付くようにして動くため、裏に強力な磁石(ネオジム磁石)が取り付けられている。
 そのため、駆動用のモーターも強力なモノが使用されており、金属製の壁なら人がぶら下がった状態でも、壁を上れるくらい強力な磁石とモーターを使用したロボットもある。

【自立型】

あらかじめロボットにコンピュータープログラムを設定。様々な戦術が記憶されており、その場で操縦者によって選択される。
「はっけよい のこった」と言った瞬間、スイッチが押され、5秒後に始動しなければならない。また、白線感知センサーを搭載しており、土俵の「俵」を認識。それにより、土俵際の粘りをみせる。

【ラジコン型】

操縦者がプロポでロボットを自由自在に動かし戦う。操縦テクニックはもちろんのこと、判断力やひらめきが重要な鍵となる。

〇アイディアロボット競技概要〇

アイディアロボット競技は、全国大会を主催する都道府県でルールを作成しているため、毎年課題が変わる。今年度の開催地は大分県で「3分間の競技時間の中で、 リモコン型ロボット『親猿』と自立型ロボット『子猿』が力を合わせ、大分県の名所を巡りながら、国宝「宇佐神宮」に見立てた指定エリアに、大分県の特産物の関あじ・関さば(空ペットボトル)、城下かれい(CD-R メディア)、カボス(テニスボール)、 しいたけ(塩ビキャップ)を奉納し、競技終了時における点数の合計を競う」という競技内容で開催予定であったが、新型コロナウイルス感染症拡大のめ、全国大会(大分大会)が中止となった。

沖縄大会では、点数は競わず、自分たちのロボットを操作しながら、動きを説明するという「デモンストレーション」開催となった。