高等部専攻科は、あん摩・マッサージ・指圧を学ぶ「保健理療科」と、はり・きゅうを加えた３科を学ぶ「理療科」の２つのコースがあります。

どちらも３年課程です。解剖学などの西洋医学的な科目や、経穴（ツボ）といった東洋医学的な科目を学びます。

さらに実技の授業や、臨床実習などもあります。

国家試験を受験し資格を得ると、卒業後は在宅マッサージ、老人ホーム、治療院、企業のヘルスキーパー等への就職、また自ら治療院を開業するなど、地域や社会を支える担い手として活躍することができます。

高等部普通科には、様々な見え方の生徒が在籍しており、それぞれの見え方に応じた工夫をしながら学習しています。

視覚を補うためのタブレット機器や音声機器、視覚補助具などの活用、また、触ることから学ぶ「触察」を通して、積極的に社会参加・自立する力を身に付けています。

また、就業体験や校内実習、交流学習などを通して社会生活に必要な能力を伸ばす体験に取り組んでいます。